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工場が現在どのくらい
進んでいるか
知りたい… -
一体どんな作業を
しているのか
気になる!
施工マニュアルは、そもそもお渡ししていない業者の方が多いかもしれません。というのも、協伸もこの取り組みを始めた理由は、自分たちが高い施工水準をどうにかこうにか保つために編み出した取り組みだからです。
施工マニュアルを設け、これを施工における指針とすることで、どの工程が何項目あり、今日はどこまで進んだのか一目瞭然です。マニュアルに沿って家づくりを行うことで、高品質な施工を実現すると同時に、施工に携わるスタッフのスキルアップを目指しています。
これをお客様にも公開したところ、わかりやすいと大変好評でしたので、今も続けています。お客様から気付きをいただいた取り組みの一つです。
外壁の表面には、長年の間についた汚れやほこり、カビなどが発生しているので、それらを高圧の水流で綺麗に落としていきます。この作業をしっかりやらないと、最悪の場合塗装のはがれ(めくれ)の原因になり、いくら良い塗料を塗ったとしても台無しになる恐れがあるので注意が必要です。
開口部(窓やドア)の縁にあるコーキング。普段は意識しませんが、ここにも大事な役割を担っている部分があります。コーキングには外壁の種類や補修する場所、塗料との相性などにより適材適所がありますので、正しい専門知識をもった職人に施工してもらうことが重要です。
さらに、小さなヒビも放っておけません。そのままにしておくと内部で鉄筋の劣化が進行し、家自体に影響を及ぼすことになります。そうならないために、事前の丁寧な修繕が必要です。
既存の塗膜が経年により、チョーキングクラックなどの変化を起こし、さらに放置していくと、モルタル部分と分離し、「膨れ」や「剥がれ」を起こします。このように脆弱になった塗膜は、高圧洗浄時に一部剥がれますが、その周りも弱くなっているのでさらに手工具によって剥がす必要があります。
下塗りとは、現在施工してある塗膜やコンクリート等の下地の補強の役割や、下塗り剤と下地をくっつける接着剤の様な役割を担っています。この下塗りを怠ると、仕上がりの耐久性に影響が出ると言っても過言ではないぐらい、非常に重要な行程です。
中塗り、上塗り、塗装を重ねて完成です。
塗料や家の状態によって塗るべき回数も異なりますので、知識や経験のある塗装のプロに依頼しましょう。
「どんなに実績があっても留守中に作業されるのは怖い…」
このようなことを思うのは当然だと思います。私も逆の立場なら同じことを思います。協伸では、このようなお客様にも安心していただけるように、作業開始から完了までの全工程の写真を整理して報告書を作成し、施工完了後にお渡しします。
この報告書を見たお客様から「まるで毎日の作業を隣で見ていたかのように感じますね!」と言われたら嬉しいなと思っているのですが、実際のところ工事に満足されてしまうと、後から読み返してくださる方はあまり、いやほとんどいらっしゃらず。ちょっとだけ、寂しく思っています(笑)
協伸ではお施主様と担当職人の間で塗り替え日記の交換をおこなっており、これは大変喜んでいただいています。
1日1日の作業内容を細かく記載し、書面として残るため作業内容を見返すことも可能なのですが、一番は「洗濯物干していいですか?」など、日常生活をする上で気になること、言いにくいことを気兼ねなく書ける点です。